強力なエラー訂正やCRCチェックによりごく正確なCDのリッピングが行え、オーディオマニアに絶大な人気を誇るリッピングソフトのEACことExact Audio Copy。
私も日頃このソフトを使ってCDのリッピングを行っているのですが、メインのPC環境をWindows 10に移行してからというもの、困っていた点がひとつ。
EACを起動してからCDを入れると、強制的にCDがイジェクトされてしまうという問題です。
これまではCDを挿入してからEACを起動する、という単純な回避策で運用していましたが、設定により回避できることが判明しましたので、ご紹介します。
EACのドライブロック設定を無効にすることで回避可能
EACにはリッピング中にディスクドライブのオープンボタンを押してもディスクがイジェクトされないようロックする機能が存在します。Windows 10ではこの機能が悪さをしてディスクが強制的にイジェクトされてしまうようです。
不意の事故を防止する安心機能ではありますが、CDのリッピング中に間違えてイジェクトボタンを押してしまうということは滅多に考えられませんので、今回私は利便性を取り、この機能をOFFにしました。設定方法は以下の通り。
まずEACを起動し、メニューバーの「EAC(C)」→「EACオプション(E)」をクリックします。
次に「取り込み」タブをクリックし、「取り込み中はドライブのトレイをロックする」のチェックを外します。その後「OK」ボタンをクリックすれば設定が反映されます。
なお、使用している言語ファイルによって表記が違うことがありますが、一番メジャーな表記は以上の通りかと思います。
これにてEACの起動後にCDを挿入しても強制的にイジェクトされなくなったはずです。お疲れ様でした。
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