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【レビュー】Surface Go LTE Advanced 本当に使える小型2in1最右翼

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控えめに言って、最高です。

こんにちは。三度の飯より小型端末が大好きな私(@nigoroba)です。

Microsoftの純正ハードウェア、Surfaceシリーズの末っ子「Surface Go」のLTE対応モデルである「Surface Go LTE Advanced」を購入しました。

Surface Goには2018年夏の発売当初から注目していたのですが、当初はWi-Fi版のみが発売され、LTEモデルは年末以降とのアナウンスであったため、待ちきれずに謎のタイミングでSurface 3を購入していました。

こんにちは。世間ではSurface Go発売で盛り上がる中、ProじゃないSurface 3を買った私(@nigoroba)です。 正直に言うとSurface 3を買って記事を書

ほどなくしてSurface Goが日本で発売され、半年後にも予告通りLTE対応モデルが発売。インターネットの海に続々と放たれるレビューを羨みつつも、Surface 3を毎日愛用しておりました。

ところが、あまりにも使い方がヘビーすぎたのか、私のSurface 3くんはバックライトの変色やバッテリーの劣化など、満身創痍の状態に。悲しい形での別れを惜しみつつも、大変気に入って使っていたので同じSurfaceシリーズのSurface Go LTE Advancedをまたもや謎タイミングで購入した次第です。

Surfaceシリーズの中で貴重なLTE対応モデル

私がSurface 3を愛用していた理由のひとつが、LTE対応であることでした。

小型で機動性に優れ、なおかついつでもどこでも単体でインターネットに繋がるという快適性。もともと私はLTE等のワイヤレスWAN対応のPCにあまり関心はなかったのですが、今ではノートPC購入の際の必須条件とするほどに。Surface 3は完全なるゲームチェンジャーでした。

以前は珍しかったLTE対応のノートPCですが、最近は各社から続々と発売され魅力的な選択肢が増えてきました。Microsoft自身も常時接続の「Always Connected PC」を推進するなど力を入れているほか、昨今の「働き方改革」への関心などから注目が高まっています。

しかしながら、Microsoft純正のハードウェアであるSurfaceシリーズの中で、LTEに対応する現行モデルは多くありません。最近発売された「Surface Pro X」を合わせても、現行モデルでは3機種のみ。そんな貴重な存在のうちのひとつがSurface Go LTE Advancedです。

「タブレットだ」

Surface Goの背面

Surface Go一番の特徴はなんと言っても歴代最小10インチディスプレイの小型・軽量ボディ。ほかのLaptopを除くSurfaceデバイスと同様、本体はすべてタブレット側にあり、そこにキーボード兼カバーを装着して使用するスタイルです。

今まで使っていたSurface 3や先日レビューしたSurface Pro 7も、同じようにキーボードを取り外せばタブレットとして使えるのですが、それらの本体サイズでは大きすぎて妙な印象を受けるタブレットスタイルが、「Surface Go LTE Advanced」ではきちんとタブレット然としています。

これを待ってた。 こんにちは。昨年夏にSurface 3 LTEを購入してからというもの、すっかりSurfaceシリーズのファンになってしまった私(@nigoroba)です。

デザインもソリッドで精悍な印象を受けるほかのSurfaceデバイスとは違い、角が丸められ「ころん」とした仕上がりに。Surface Goのカジュアルなイメージにぴったりで、タブレットとしても積極的に活用してみようと感じさせます。

スペックはWi-Fi版上位モデルと同等

Surface Go LTE AdvancedのスペックはWi-Fi版Surface Goの上位モデル(128GB/8GB)と同様。CPUには「Pentium Gold 4415Y」を搭載し、ヘビーな作業には向かないものの、日常的な作業は十分快適にこなせるスペックを持っています。

Surface 3では、RAMが上位モデルでも4GBしかないのが一番の不満点でした。Surface Goでは倍の8GBになり、決して高スペックではないながらも、ストレスを感じる場面が大幅に減りました。

高速なNVMe接続のSSD

CrystalDiskMarkのベンチマーク結果

さらに、Surface Goのサクサク動作を支えているのが、PCIe接続のNVMe SSD。CrystalDiskMark7.0.0でベンチマークを取ったところ、シーケンシャルリードは4桁を記録。このストレージの速さがいい仕事をしており、高速とは言えないCPUにも関わらず遅さを感じにくくなっています。

ここが速いと、物理メモリが足りなくなりスワップが発生した際も速度の低下を最小限に抑えられます。廉価モデルでもコストの掛けどころが上手いMicrosoftです。

しかし、下位モデルの64GB/4GBではストレージの種類がSSDよりも低速なeMMCとなっていることに注意。数字上のスペック以上に体感で差が付くと思われます。

私個人的には、小型でちょっとした隙間時間にも使いやすいSurface Goだからこそ、上位モデルで快適を買うのがおすすめです。

ちっちゃくても、ちゃんとSurface品質

Surface Pro 7と並んだSurface Go

Surface Goは、Surfaceシリーズの中で最も小型軽量、最も安価なモデルです。

だからといって他のモデルよりも品質が劣るということは決してなく、屈強なキックスタンドに良質な液晶、打ちやすいキーボードなどを備え、しっかりSurfaceしています。小さいけれど、Microsoftの手抜きなしハードウェアです。

私のSurfaceの地味なお気に入りポイントである、スピーカー音質の良さもしっかりと継承。Surface 3よりもスペックが上がり、BGMを流しながらの作業も快適になったので嬉しいです。

キーボードの打ちやすさ、伝説級

小型のPCにおいて最大の課題となるのが、入力のインターフェース。中でもキーボードは窮屈な思いを強いられることが多いのですが、このSurface GoのType Coverには感動しました。

Surface Goのキーボード

ご覧ください、この見事な配列を。10インチという小型サイズの面積にほとんどのキーを幅寄せ無しで収めています。これが10インチクラスとは思えないほどの打ちやすさ。小型PC史に残る傑作だと思います。

打鍵感も極めて良好。今時のPCとしては通常のラップトップと比較しても遜色のない深めのストロークで、薄いにも関わらず剛性もしっかりと確保されています。

Surface 3のType Coverは打鍵音が「パチパチ」と大きく、外で使うには気を遣ってタイピングする必要があったのですが、Surface Goのものは「ポコポコ」と低い音になっているのがありがたいです。

一点だけ惜しいと感じるのが、ASDF…の列が通常のフルキーボードよりも右に寄っている点。QWERTY…の列に対してキー幅の1/3ほど右に配置されるのが普通なのですが、Surface Goのタイプカバーはキー幅の半分ほど右に寄っています。これがなければ、幅寄せされている'」'キーも他のキー同様の幅にでき、より完璧に近かったと思われるので、残念なところです。

ただし、この配列が実際の使用において深刻に影響するかといえばそうではなく、最初こそ違和感を覚えたものの、すぐに慣れました。UMPCのような我慢を強いられることはなく、至って快適にタッチタイピングが可能です。

LTEの対応バンド拡大がうれしい

私が以前に使っていたSurface 3の残念だったポイントとして、日本国内における対応バンドの貧しさがありました。

Surface 3とSurface Go LTE Advancedの対応周波数帯(バンド)を表にして比較してみましょう。

Surface 3 Surface Go LTE Advanced
band 1/3/7/8/20 band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/30/38/39/40/41/66

この圧倒的な強化具合。そもそもSurface Go自体が日本市場向けに開発されているということもあってか3大キャリアすべても主要なバンドをカバーしており、どんなSIMを挿しても快適に使うことができそうです。

私はドコモ系の「OCN モバイル ONE」を利用しているのですが、Surface 3の頃よりもずいぶんと快適に使えるようになりました。Surface 3では3G落ちすることが多かったうえに、電車などでの移動中は通信が不安定だったのですが、Surface Go LTE Advancedではほとんど場面でLTEに繋がり、移動中でも高速に通信できています。

Surface 3ではそもそも圏外であった場所でLTE通信できることも多く、より場所を選ばず使用できるようになりました。

USB PD対応が嬉しさの極み

Power Delivery対応のUSB-C端子

私の生活の中でSurface 3が定着したもうひとつの大きな理由が、充電端子がMicroUSBであったこと。スマホと充電器が共用でき、モバイルバッテリーで延命できるのが猛烈に便利でした。

Surface Goでは端子がUSB-Cになり、USB PD(Power Delievry)に対応。MicroUSBよりも大容量の電力を供給できるため、充電速度も高速になりました。

バッテリーの保ちは実使用で5時間ほどとまずまずですが、USB PDで給電できるためモバイルバッテリーを持っていれば実質無限。Surafce 3の頃から愛用している「Anker PowerCore+ 26800 PD」もちゃんと使えました。

こんにちは。モバイルの電源系アクセサリがすっかりAnkerだからになってしまっている私(@nigoroba)です。 先日、普通のモバイルバッテリーで充電することができる2in1

小型PCとキックスタンドスタイルの相性、それが問題だ

小型で持ち運びが苦にならず、さらにLTE対応でとても便利なSurface Go LTE Advanced。

10インチクラスで俗に「A5ノート」と呼ばれるこのサイズのPCが近年すっかり珍しくなってしまった中で、久々の有力候補登場を喜んでいる方も多いのではないでしょうか。かく言う私もA5ノート愛用者の一人で、Surface Goはそのサイズ感だけでもう既に気に入ることが確定しているようなものです 🙂

当然、Surface Goはほぼ毎日愛用しており、毎日どこへ行くにも連れ回してヘビーに使っているのですが、過去に使用していたこのサイズのモバイルノートPCと比べると、どうも「身軽感」に欠ける印象です。

ご存じの通り、Surface Goはタブレット型の本体に別売りのキーボード(Type Cover)を装着することでノートPCのように使える「タブレットPC」。先日のSurface Pro 7のレビューでも述べましたが、本体のタブレットを自立させるために背面のキックスタンドを立てる必要があり、ノートPCスタイルで使う際の自由度は正当派のラップトップより低くなってしまいます。

私の思う小型PC最大のメリットは、何よりも場所を選ばず使えること。ところが、キックスタンドスタイルの2in1はスタンドを立てるために安定した足場が必要。またスタンドの分フットプリントが大きくなるので同サイズのラップトップよりも奥行きが必要です。

それが足かせとなり、極端に狭い場所で広げたり、膝の上で使用したりといったスタイルは純粋なラップトップに比べ苦手です。小型で携帯性に優れ、どこにでも持ち歩いて使いたくなるプロダクト故に目立ってしまう欠点がもどかしいです。

ネット上のレビューを見ていると、タブレットとしての使用例は少なく、ほとんどの方が「小型のノートPC」として購入されています。そう考えると市場が本当に求めているものはこのサイズ感のSurface Laptopなのでは…?などとも思いますが、折角デタッチャブルな2in1のSurface Goなので、その形を活かした使い方も考えていきたいところです。

小さな「パソコン」が欲しいあなたに

Surface Go LTE Advanced

ちらほら「Surface Go 2」の名前も聞こえてくるようになった今日この頃ですが、Surface Go LTE Advancedはかなり満足度高めです。

Surfaceシリーズの中で最廉価機となるSurface Go。その手の届きやすい価格も後押ししてか、ニッチ需要になりがちな小型PCとしては珍しく、マニア層以外でも購入される方が多いのが印象的です。

私が以前に使用していたSurface 3は、プロセッサーがAtomでメモリ4GB、ストレージがeMMCと普通の人には少し薦めがたいスペックでしたが、Surface Goの128GBモデルは驚くほど普通に使えます。やはり今は最低でも8GBのメモリは欲しいですね。

よくiPadと比較されがちなSurface Goですが、なんといってもこちらはフルのパソコン用OSが走るのが最大の強み。小さな「パソコン」が欲しい人ならSurface Goを選ぶのが得策です。

中でも、LTEに対応したSurface Go LTE Advancedは真に場所を選ばず使えるモバイル力高めPCに仕上がっています。外での作業が多い方に、自信を持ってオススメできる一台です。

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