先日正式版がリリースされたFirefox 52。私の環境でも早速アップデートを行ったのですが、起動してみると明らかにフォントが汚い…
私の環境ではWindowsのフォントレンダリングを改善するため、MacTypeというソフトウェアを導入しているのですが、どうやら今回のアップデートでレンダリング設定が変わってしまう場合があるようです。
設定の編集で対処できましたので、その方法をご紹介します。
今回の検証環境
Firefox 52へのアップデートでMacTypeが適用されなくなった場合、殆ど同じ原因と考えられますが、参考までに今回の検証は
- Windows 10 64bit
- MacType サービスモード
- Firefox 52 64bit版
で行っています。
対処法
Firefoxを起動し、about:configページを開く
まず始めにFirefoxを起動し、アドレスバーにabout:configと打ち込みアクセスしてください。
「動作保証対象外になります!」の画面が表示された場合、「危険性を承知の上で使用する」をクリックしてください。
プロパティ「gfx.content.azure.backends」を検索し、値を変更
about:configのページが開きましたら、「検索(R):」のテキストボックスに「gfx.content.azure.backends」を入力し、プロパティを検索します。
下の欄に「gfx.content.azure.backends」プロパティが出現しますので、ダブルクリックして値を「direct2d1.1,cairo」に書き換え、OKボタンをクリックします。
これで設定は完了です。次回以降の起動でMacTypeが有効化されているはずです。お疲れ様でした。