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Windows版Firefox 52でMacTypeが適用されない場合の対処法

投稿日:2017年3月11日 更新日:

先日正式版がリリースされたFirefox 52。私の環境でも早速アップデートを行ったのですが、起動してみると明らかにフォントが汚い…

私の環境ではWindowsのフォントレンダリングを改善するため、MacTypeというソフトウェアを導入しているのですが、どうやら今回のアップデートでレンダリング設定が変わってしまう場合があるようです。

設定の編集で対処できましたので、その方法をご紹介します。

今回の検証環境

Firefox 52へのアップデートでMacTypeが適用されなくなった場合、殆ど同じ原因と考えられますが、参考までに今回の検証は

  • Windows 10 64bit
  • MacType サービスモード
  • Firefox 52 64bit版

で行っています。

対処法

Firefoxを起動し、about:configページを開く

まず始めにFirefoxを起動し、アドレスバーにabout:configと打ち込みアクセスしてください。

「動作保証対象外になります!」の画面が表示された場合、「危険性を承知の上で使用する」をクリックしてください。

プロパティ「gfx.content.azure.backends」を検索し、値を変更

about:configのページが開きましたら、「検索(R):」のテキストボックスに「gfx.content.azure.backends」を入力し、プロパティを検索します。

下の欄に「gfx.content.azure.backends」プロパティが出現しますので、ダブルクリックして値を「direct2d1.1,cairo」に書き換え、OKボタンをクリックします。

これで設定は完了です。次回以降の起動でMacTypeが有効化されているはずです。お疲れ様でした。

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