もう古くなってしまったXperia acro HD(SO-03D/IS12S)ですが、海外バージョンのXperia acro S用のブートローダーロック状態でも焼けるカスタムROMを適用することができます。
今回はその一つであるXperia Z1風ROM「Honami Style V3」をご紹介します。
目次
「Honami Style V3.x」導入方法
Xperia acro SのAndroid 4.1ファームウェアをインストール
このROMのインストールにあたって、Xperia acro HDのファームウェアを海外版であるXperia acro SのAndroid 4.1 Jelly Beanに更新する必要があります。
現在は「FlashTool」を用いて、ファームウェアのダウンロードからインストールまでを一貫して行うことが可能です。
なお、この際にNTTドコモバージョンのSO-03Dの場合には、Flashの際にベースバンドを適用対象からExclude(除外)することでROM導入後もNTTドコモのSIMカードで通信を行うことが可能です。
ファームウェアのFlashが完了しましたら、適当なツールを使用しroot化とCWMの導入を行ってください。
「Honami Style V3.x」のダウンロードとインストール
ROMのダウンロード先は以下。
[JB][UB-LB][Aroma]Honami Style V3.x – Ultra Edition | Honami Experience
ROMをダウンロードし、本体内のストレージもしくはSDカードにコピーします。
次に本体を再起動しCWMを起動、data, cache, dalvik cacheをwipeします。その後、ROMをFlash開始するとAROMAインストーラが起動しますので、順を追ってインストール項目をカスタマイズしていけばインストール完了です。
次にrebootすると「Honami Style V3.x」で起動します。
使用感
おそらく、Xperia acro Sのブートローダーロック状態で適用可能なカスタムROMの中で、一番良い出来なのではないかと思います。
ソニー純正のファームウェアで感じられる画面描画のもたつきも全く無くなっているわけではありませんが、大幅な改善が見られます。
そのほか、プリインストールアプリやSystemUIもXperia Z1に近いものが導入されます。最新機種では撤廃されてしまったスモールアプリ等も利用可能。
AROMAインストーラでのカスタマイズによっては黒中心のUIにすることも可能です。
お手元にXperia acro HDが余っている方には是非おすすめです。それでは。
アマゾン商品データの取得に失敗しました
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