AcerのAspire V5-131はIvy Bridge世代のIntel Celeronプロセッサーを搭載したノートブックです。なんと今更な。でもいいのです。
元々このPCは2015年6月に友人から格安にて譲っていただいたもので、先日ひょんなことから友人の元へお帰りになりました。
ざっと一年半ほど利用したことになりますが、その間軽作業用のノートPCとして意外とよく利用していましたので、大変今更ではありますが、レビューしたいと思います。
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目次
スペック
正確な型番はAspire V5 V5-131-N14D/S。Aspire V5シリーズ一番の廉価機種です。ざっくりとしたスペックは、
- CPU: Intel Celeron Dual-Core 1007U 1.5GHz
- RAM: 4GB(空きスロット1)
- HDD: 500GB 5400rpm
- 画面解像度: 1366×768
といったところ。ちなみに光学ドライブ非搭載であります。
今時のCeleronってどうよ?
Celeronプロセッサーと言えば、Intelの廉価CPUのシリーズ名です。
このAspire V5-131に搭載されているCeleron Dual-Core 1007Uも、コア数2、動作周波数1.5Ghzという数字が示す通り、重量級のソフトウェアを快適に動作させる性能は望めません。
しかし、技術の進歩というのは凄いもので、ベンチマーク上はCore 2 Duo P8600 2.4Ghzとほぼ同等の性能を誇ります。スゲェ。
動く!動くぞ!
そんな訳で、軽いブラウジングやドキュメント作成においては、実にストレスフリー。さすがにハイエンドなハードと比べるとそれは遅いですが、上を見ればきりがないですからね。
一昔前の安PCとは違い、RAM容量にも余裕があります。遂に廉価機種でも4GBのRAMを標準搭載する時代がやってきました。さらに空きスロットが1つあり、公称8GBまでの増設が可能なので、ブラウザのタブ大量派の方も安心。
キーボードのフィーリングは?
実は私、今主流のアイソレーションタイプのキーボードがあまり好きではありません。このPCも例に漏れずアイソレーションキーボードを搭載していますが、割と慣れるものですね。
キーのタッチは「ペチペチ」といかにも安い感じのタッチですが、不快ではありません。実際安いですから、しょうがないところではあります。
メモリ増設とディスク交換が実に簡単であります
初期状態でもそれなりに使えるPCには仕上がっておりますが、中にはRAMを増設したり、ディスクをSSDや大容量のHDDに変更したい方もいるでしょう。
そんな方に朗報です。なんとこのPC、ネジを一本緩めて裏蓋を外すだけで、メモリスロットとディスクマウンタがお目見えします。分解という言葉を使うのも大げさなほどの、なんという親切設計(?)。
私もRAMを8GBに増設し、起動ディスクもSSD 240GBに変更して使用しておりました。CPUがCeleronなのに対して明らかにオーバースペック感が漂いますが、無茶をしなければむしろもうこれでいいんじゃないかという気もしてきます。
導入したパーツはメモリがCFD-PanramのD3N1600PS-4G、SSDがSandiskのSDSSDXPS-240G-J25でしたが、どちらも1年半何の不具合もなく動作しておりました。
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Windows 10との相性は?
このマシンの出荷時搭載OSはWindows 8で、Windows 10へのアップグレード対象です。
結論から言うと、Windows 10でも動作には問題なしで、クリーンインストール状態からでもすべてのドライバが自動で導入されます。
ただし、自動導入されるタッチパッドドライバに難があり、3本指でのオペレーションが死亡し、2本指タップの反応が極端に悪くなります。
それ以外に目立った問題は見つかりませんでした。
今時のローエンド機の性能にびっくりした一台
友人があまりにも安く譲ってくれるというので、とりあえず頂いておいた一台で、正直あまり期待してはいませんでしたが、意外な出来の良さにびっくりしました。
動作もそれなりに実用的で、今時のローエンド恐るべし、です。
現在某オークションサイトでは一万円もしない程度の値段で入手できることができるようですし、適当に遊ぶには良いおもちゃなのではないでしょうか。ではまた。
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